世の中には,記録されなかったことによって失われてしまった貴重な情報がたくさんあります.特に,家族間で共有しておいた方が良い様々な情報は,同居して幸せで元気な時に聴いたり記録したりする機会がなければ,大切な人を亡くした後に,永遠にアクセスすることができない情報となってしまいます.
このような問題を解決するために,家族間でだけアクセス可能なスマートなSNSを,日本大学古市研究室(Serious Game Design Studio)では,進士多佳子博士の学位取得論文の一環として2020年から開発を進めています.
その後,2025年6月からは100人を超える実験協力者の方にSmartSNS LHS (開発コード名)の利用を開始していただき,2025年9月現在は実験とシステムの改良を継続中です.家族や疎遠な親族間でのコミュニケーションと,そこで得た知識や情報の記録が,ゲームよりも楽しくできるようになることが目標です.
現在実験中のSmartSNS LHS は2025年4月24日から開発を開始し,5月中旬からはアルファ版テストを開始,6月12日からは大学院講義内での利用を開始しました.6月19日からは学部講義内での利用も開始予定です.安定して動作するまでにはまだ時間を要するため,講義内で利用されている学生の皆様には不便をかける場合もありますが,ご了承願います.
ベータ版の簡易マニュアルは,以下のリンクからダウンロードしてご覧ください.なお,現在LHSを利用可能なのは所定の講義履修者だけです.一般の方は,一般公開までお待ちください.
ベータ版の利用は,以下の画像をクリックするか,メニューから「LHSアプリを起動」を選択してください.利用に際してはGoogleアカウントが必要です.ベータ版テストを利用する学生は,教員からの指示内容に基づいて利用してください.
LHSアプリに関する問い合わせ,不具合の報告等は,Googleフォーム経由(ここをクリック)でサポートに問い合わせてください.
